改めて想うDIYの良さ
みなさまこんにちは
築30年経っても満足が続く家づくり
TAMAC加藤です
機会があり改めて
自分の本を読みなおしたのですが
DIYを通じてモノづくりの素晴らしさを
広めていこうという信念を
深める事が出来ました
DIYのルーツはイギリスと言われていて
その歴史は第二次大戦後までさかのぼります
当時のイギリスでは
戦争の被害が大きく
あらゆるものが不足した状態
そこで
「自分たちの街を自分たちで復興させよう」
という運動がおこり
その時のスローガンが
「Do It Yourself」
つまりは
自分たちの手で戦争の被害を受けた街を
復興させるという運動だという事です
アメリカでも普及していきますが
復興というよりは趣味として
余暇を楽しむこととして広まったそうです
日本人は高度成長期で忙しすぎて
中々広まりませんでしたが
現代は多様化によって
大量生産ではなく
オンリーワンの一点ものの方に
価値が生れていたり
働き方も変わってきており
時間の使い方にも変化が起こりました
人口の減少に伴い
職人さんの減少も予測されており
家もスクラップビルドの時代から
品質の良いモノが長持ちするというモノへ
不便なところや気になる所は
自分で好きにいじって
自分好みへと変化させ
より愛着をもって使いやすくしていく
子供たちにもこの文化が継承されていけば
家にかける費用が減り
豊かな暮らしへと繋がっていくのだと思うのです
家づくりは森を作り
環境をつくり
心豊かな暮らしをつくる
本当に素晴らしい仕事だと
自分たちの行っている価値を
より深く感じることができました